診療報酬改定を読み解く
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診療報酬改定を読み解く
平成22年4月診療報酬が改定されました。
実に10年ぶりのネットプラス改定です。
全体改定率+0.19% (約700億)
・診療報酬本体 +1.55%(約5,700億)
内訳 医科 +1.74%(約4,800億) 入院 +3.03% (約4,400億)
外来 +0.31% (約400億)
歯科 +2.09%(約600億)
調剤 +0.52%(約300億)
・薬価等 -1.36%(約-5,000億)
あらためてこの数字を眺めると政策に大きく左右されているのがわかります。
さらにもうひとつ昨年11月の「事業仕訳」で所得が多いとして名前が挙がった整形外科・眼科・皮膚科・耳鼻科、今回の改定で微妙に点数減の要素がちりばめられています。
厚生労働省のデータは6月の診療報酬をベースとしています、この時期上記4診療科は忙しい時期で当然収入も多くなります。季節調整は経済統計に必須の考え方と思うのですが、今後も続く「事業仕訳」今度はどんな業種が土俵に乗るのか目が離せないです。